美容に健康に人気のヒアルロン酸。その効果、効能、副作用などの情報を、最新の科学的見地から解説します。中立的なヒアルロン酸比較も掲載しています。
ヒアルロン酸含量は合成と分解のバランスによって決定されます。
現在哺乳類でクローニングされ、ヒアルロン酸の合成活性をもつ酵素の遺伝子としてはHAS1、2、3の3種類が報告されています。
またヒアルロニダーゼ様の遺伝子としては6種類のものが見つかっていますが、実際のヒアルロン酸の分解活性をもつ酵素の遺伝子には精巣由来のPH−20の他にHYAL1、2、3の3種類が報告されています。
今回予備的にヒトMSCのRNAを採取してこれらの遺伝子発現を検討したところ、HAS1、2、3とHYAL1、2、3のmRNAが発現していました。
そこで、この6つの遺伝子について特異的Taqman probeとこれを挟む領域の特異的primerを設計し、リアルタイムPCRによりこれら遺伝子の絶対定量を行いました。
絶対定量を行うためには、予備的に行ったPCR産勾をT−vectorへ組み込み、大腸菌を形質転換し、標的遺伝子を大量に含むプラスミドペクターを作製しました。
これらの遺伝子配列を確認後、プラスミドベクターの分子量と濃度から標的遺伝子の標準曲線を作成しました。
遺伝子発現解析にはヒトのものを用いたため、個体差や部位のバラツキを考慮して歯肉線維芽細胞(HGF)2種、皮膚線維芽細胞(HDF)3種、顎骨由来MSC(A−MSC)3種、腸骨由来MSC(I−MSC)2種を用いました。
I−MSCはCD29、CD44、CD105、CD166ポジティブ、CD14、CD34、CD45ネガティブで、骨、軟骨、脂肪への分化能が確認されたものをCAMBREX社より購入しました。
A−MSCは顎骨から骨髄液を採取し、培養皿に付着して増殖してきたものを用いました。
これまでの解析からA−MSCは骨分化能が高いものの、軟骨、脂肪への分化能は低いです。2種類のI−MSCはA−MSCや線維芽細胞に比較して約5倍もHAS1mRNAを発現していました。
HAS2、3については細胞問で特徴的な差は認められませんでした。したがって、HAS1がMSCの高いヒアルロン酸産生能を規定している一つの要素となっていることが考えられます。
全体的に遺伝子発現の絶対量は合成酵素ではHAS2>HAS1>HAS3の順に多かったです。
一方HYALに関してはHAYL1、2、3mRNA発現にはいずれも細胞問で特徴的な差は認められませんでした。全体的に遺伝子発現の絶対量はHYAL2>HYAL1>HYAL3の順に多かったです。
特にHYAL2の発現はHYAL1、3と比較して10,000倍以上高かったです。
今回はヒアルロン酸分解酵素のmRNA発現を比較したのみで、実際のヒアルロン酸代謝を解明するには酵素活性を考慮にいれた検討も必要です。
またヒアルロン酸の分解にはHYALだけでなく、フリーラジカル等の影響も大きいと考えられるため、今回の結果から単純にHYAL2がヒアルロン酸分解の中心的役割を果たして
いるとは言い切れません。
参考になさってください。
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管理人からのコメント
ヒアルロン酸選びのポイントとして、


1.信用力のある会社のヒアルロン酸を選ぼう
2.コストパフォーマンスが良いものを選ぼう
とご案内しましたが、このヒアルロン酸は、日本有数の食品メーカーであるキューピー社のものですので、会社の信用力はダントツです。健康食品メーカーは中小企業が中心なだけに、不安がぬぐいきれない消費者の方々には最適な商品と言えるかもしれません。
また、後者のコストパフォーマンスですが、上記の通り1日あたりのヒアルロン酸量が240mgと群を抜いて1位であるほか、100円あたりで見ても364mgと圧倒的な1位となっています。
つまりコストパフォーマンスの面でも、これらの主要なヒアルロン酸の中では1位ということですね。
日本初の機能性表示食品として、肌の水分保持や乾燥を緩和する機能が科学的根拠によって立証されている点も他のヒアルロン酸製品と異なる点です。
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飲んでみると、小さい粒なので飲みやすいです。味やにおいはほとんどなく、気になりません。表面がツルツルしているので、ひっかかりなどもなく、スっと飲みこめます。
感想としては、 5日目くらいから関節が滑らかに動くようになってきました。また、美容成分としても有名なヒアルロン酸ですが、顔の肌が綺麗になったと思います。潤うというよりは、ハリ、艶が出るという感じです。
同時に基本の健康成分であるビタミンB・ビタミンCが摂取できる点も魅力です。
参考にしてみてください。