美容に健康に人気のヒアルロン酸。その効果、効能、副作用などの情報を、最新の科学的見地から解説します。中立的なヒアルロン酸比較も掲載しています。
ヒアルロン酸(hyaluronan,HA)は現在関節内注入療法として臨床に広く使用されています。
その作用機序として,
1.粘弾性の獲得
2.疼痛の軽減
3.軟骨破壊の抑制
などが挙げられます。
正常関節液中のヒアルロン酸の平均分子量は500万から1,000万ですが,変形性関節症では200万,関節リウマチでは140万とその分子サイズの低下が報告されています。
しかしその低分子化の機序および意義については必ずしも明らかではありません。
我々はこれまでに軟骨変性にガスメディエーターが関与することを報告してきました。
一酸化窒素はプロテオグリカン合成を抑制しますが、これにはスーパーオキシド(O2)と反応し生成されるパーオキシナイトライトが重要な役割を果たします。
一般に活性酸素種(reactive oxy-gen species, ROS)はこのスーパーオキシドをはじめ過酸化水素(H2O2)やヒドロキシラジカル(OH)といったフリーラジカルを経て水へと分解されていきます。
一方,これまでに軟骨細胞に周期的牽引負荷を加え,その代謝の変化を検討してきました。これは変形性関節症の重要な原因が機械的ストレスであると考え,その軟骨変性に及ぼす機序を検討することを目的としたものです。
そこで,機械的ストレスによって起こる軟骨細胞代謝の変化をヒアルロン酸の分子サイズの側面より検討し,その変化にROSの関与の有無をあわせて検討しました。
製薬会社から提供された分子量1.8×10の6乗のヒアルロン酸を3種類のROS(活性酸素,ヒドロキシラジカル,過酸化水素)存在下で1時間反応させました。
これをゲル濾過し,分子サイズの変化を検討しました。この結果,過酸化水素では殆どヒアルロン酸は分解されないことが明らかにされました。
活性酸素はヒアルロン酸を一部分解し,その低分子化を惹起しますが,その程度はヒドロキシラジカルにおいて最も著明でした。
またこのヒドロキシラジカルによるヒアルロン酸の低分子化はヒドロキシラジカルの中和剤によって回復されました。
そこで以下の実験ではヒドロキシラジカルに注目し,その時間径過について検討しました。
ヒアルロン酸をヒドロキシラジカルと5分間反応させゲル濾過を行なったところヒアルロン酸分解が観察されたことにより,この反応は短時間で起こることが示唆されました。
したがって,ROSとりわけヒドロキシラジカルは強力にヒアルロン酸を分解し,その低分子化を引き起こすことが明らかにされました。
しかしながら,軟骨細胞に対する機械的負荷が,このようなROSの誘導,さらにはこれによるヒアルロン酸分解を引き起こすかは不明でした。
参考になさってください。
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管理人からのコメント
ヒアルロン酸選びのポイントとして、


1.信用力のある会社のヒアルロン酸を選ぼう
2.コストパフォーマンスが良いものを選ぼう
とご案内しましたが、このヒアルロン酸は、日本有数の食品メーカーであるキューピー社のものですので、会社の信用力はダントツです。健康食品メーカーは中小企業が中心なだけに、不安がぬぐいきれない消費者の方々には最適な商品と言えるかもしれません。
また、後者のコストパフォーマンスですが、上記の通り1日あたりのヒアルロン酸量が240mgと群を抜いて1位であるほか、100円あたりで見ても364mgと圧倒的な1位となっています。
つまりコストパフォーマンスの面でも、これらの主要なヒアルロン酸の中では1位ということですね。
日本初の機能性表示食品として、肌の水分保持や乾燥を緩和する機能が科学的根拠によって立証されている点も他のヒアルロン酸製品と異なる点です。
実際に注文してみると、代金引換、郵便振替、コンビニ決済、クレジットカードから選べて、どの場合も手数料等はかかりません。
飲んでみると、小さい粒なので飲みやすいです。味やにおいはほとんどなく、気になりません。表面がツルツルしているので、ひっかかりなどもなく、スっと飲みこめます。
感想としては、 5日目くらいから関節が滑らかに動くようになってきました。また、美容成分としても有名なヒアルロン酸ですが、顔の肌が綺麗になったと思います。潤うというよりは、ハリ、艶が出るという感じです。
同時に基本の健康成分であるビタミンB・ビタミンCが摂取できる点も魅力です。
参考にしてみてください。